テック企業とは?「働きたいテック企業」となるためのポイントを解説

経済ニュースで「テック企業」に関連する記事を目にしない日はないと思うほど、世界的にテック企業の重要性が高まっています。一方で業種も企業規模も異なる「テック企業」とは何なのか、また既存のビジネスはどうやってテック企業がかかわれる案件になるのかを知らない人も多いかもしれません。
そこで働きたいテック企業の紹介などとともに、テック企業が生み出すビジネスのフィールドを紹介します。

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テック企業とは?

テック企業とは、テクノロジー、特にITテクノロジーを活用してビジネスを行っている企業のことを指します。”GAFAM”と呼ばれる巨大IT企業(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)などはその代表的な企業と言えるでしょう。
1990年代以降にインターネットが世界中で広がっていくのと並行して、様々なテック企業、テックベンチャーが生まれ、拡大していきました。日本でもたくさんのテック企業が誕生し、時代の波にのり大きく成長した会社も多くあります。そのため若者たちからの人気も高く、優秀な人材がいまもっとも集まる分野の一つと言えるでしょう。

「働きたいテック企業」の紹介

アメリカの企業レビュー、求人サイトであるグラスドアー(grassdoor)が2008年から毎年発表している、「働きたい企業ベスト100」の中でも、テック企業は31社も名を連ねています。ランクインしているテック企業のうちから上位10社までのリストは以下の通りです。
1位はhubspot。2005年創業で、インバウンドマーケティングとセールスのソフトウェアを提供している会社です。
2位のDocuSignは、今後さらに拡大するであろう電子契約に必要な電子サインのサービスを展開している企業。
3位はUltimate Software。給与計算からHRまで、人材管理のためのソリューションを統合したクラウドサービスを展開しています。
4位のGoogleは、説明の必要もないくらい、インフラに近いほどの影響力を持つ巨大テック企業。
5位はLinkedIn。ビジネスに特化したSNSで、転職や採用、仕事の繋がりづくりなどでも利用されている世界的なサービスです。
6位はMathWorksというエンジニアや科学者たちが多く利用している数値計算ソフトウェアを提供する企業がランクイン。
7位のNvidiaは、世界的な半導体メーカー。AI分野の拡大でさらに注目を集めています。
8位と9位はこれもまた説明不要であろうMicrosoftとFacebook。Facebookは昨年よりもランキングは落ちているようです。
10位にはCompassというアメリカの比較的高級な物件を扱う大手不動産情報サイトを展開する企業がランクインしています。

テック企業の特徴

上に挙げた人気ランキングを見てもわかるように、テック企業といっても分野は様々です。逆に言うと、どんな分野でもテック企業になりうる可能性があります。インバウンドマーケティングとテック、人材管理とテック、不動産とテック。金融とテクノロジーを組み合わせたフィンテックや、教育に最新のITを取り入れたエデュテックなども新しいビジネスとして拡大しています。これらを見てわかるのは、既存のビジネスに、テクノロジーの効率性や計算力、AIなどのインテリジェンスをうまく取り入れているのがテック企業の最大の特徴です。

テック企業になるためのポイント

ではどうしたらテック企業へと進化することができるのでしょうか。

①既存事業 ✕ テクノロジー

1つは上述したように既存の事業と最新のテクノロジーを掛け合わせてみることです。印刷業の会社であればそこにAIを掛け合わせてみる。あるいは農業関連の企業であれば遺伝子のテクノロジーを導入してみる、といったように、まだまだ開拓されていない未知のビジネスがたくさん残されているのが、大きな変革のタイミングである現代のテックビジネスです。ここで留意しておきたいのは技術をすべて自社で開発する必要はないということです。新しいビジネスに必要なテクノロジーをサービスとして提供しているテック企業は世界中にあります。その知見やノウハウをうまく既存事業に組み合わせていくことが大事です。

②組織のスピードと柔軟性

2つ目は、組織のスピードと柔軟性です。現在のテクノロジーの進化は驚くべきスピードで拡大しています。今日、最新であった技術が1年後には陳腐化していることなども普通にあるのがテクノロジーの世界です。最新技術の動向にアンテナを立て、柔軟に変化していくことが求められています。

③優秀な人材の確保

そして3つ目は優秀なテック人材、特に若手人材の確保です。進化し続けるテクノロジーの担い手となるのは、新しい世代である若者たちです。Appleのスティーブ・ジョブス。テスラ社のイーロン・マスク。世界にイノベーションを起こしてきたのはいつも若い世代でした。若い世代は、未熟さはもちろんありますが、だからこそチャレンジングに新しいことに取り組めます。若い力を取り入れ、企業を新しく進化させていくことが、これからのテック企業には必要です。

冒頭で紹介した、「働きたいテック企業」のような存在になるためには、優秀な人材が働きたいと感じるようなに職場環境や働き方の自由度、ブランドイメージ、そしてなによりも彼らが取り組んでみたいと思えるような事業と実現したいビジョンが重要です。ここならテクノロジーで世界を変えられるかもしれない、と感じるような魅力的な企業であれば、野心的で実力のある人材が集まり、世界を変えるようなテック企業になっていけるかもしれません。

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