士業から不動産業に参入。1都3県で17店舗を展開! 「ノウハウ」と「ブランド力」を活用した多店舗展開のメリット
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1都3県で、17店舗展開中(準備中含む)
弊社は、2012年2月に「ハウスドゥ 津島」をオープンし、今年で加盟15年目になります。元々は、司法書士や土地家屋調査士の事務所を運営しており、不動産の登記や測量に関わる事業など、不動産に深く関わる仕事もしてきました。しかし、実際に不動産事業をしていた経験はなく、士業から未経験での参入となりました。士業は今でもやっておりますが、行政書士の業務も行うグループとなっております。現在、弊社が運営するハウスドゥの店舗は全部で計13店舗、準備中も含めれば16店舗となります。元々、愛知県を拠点にしておりましたので、愛知県に一番多く、その他には岐阜、三重、東京にも店舗がございます。社員数は、不動産会社の従業員だけで、営業74名、サポートスタッフが40名、合計で110名ぐらいの会社となっております。
不動産事業に興味を持ったきっかけ
士業に従事する中で、日常的に不動産会社と関わる機会が多く、不動産屋さんがどのような仕事をしているのかは理解していました。仕事柄、不動産相続のご相談をいただくことも多く、ちょうどハウスドゥに加盟した15年前は、借金の過払い金請求のニーズが高まり、借金の整理に関するご相談を受けている中で「不動産を売る」という事例も多かったので、その度に「不動産はいいな」と魅力を感じていました。不動産を売却するとき、もしくは購入するときの決済は、多くの場合は銀行で行います。そのときに、司法書士は必ず立ち合いますが、そこに同席するのは不動産会社と売主さま、買主さまになります。不動産会社は、お客さまである売主さまと買主さまから感謝され、さらに受け取る費用も大きいです。それを端から見ていた私は、「そんなに難しそうにも見えないし、これでビジネスが成り立っているのか」と思えてしまったんですね。これなら自分にもできるかもしれないという気持ちから、不動産業を始めてみたというのが正直なところです。
ハウスドゥ加盟への経緯
司法書士が不動産に関する仕事をするとき、ほとんどが不動産会社の下請けになるのですが、不動産会社が上流になるため、我々の依存度が高くなってしまうという課題がありました。また、士業は独立しやすい業種で、なかなか人材が定着しないだけではなく、独立するときに顧客まで持って行かれてしまうことがあるので、将来的なことを考えたときに、何かもう一つ別の事業を持ちたいということから、不動産業への参入を決めました。
不動産業を始めるにあたり、3つの選択肢がありました。一つは、「金子不動産」など自分の名前でやること。もう一つは、不動産事業をされている人から事業を買うこと。もう1つは、FCへの加盟です。当時は、士業として既に50名程の従業員がいましたので、私が新たな事業の現場で仕事を一から覚えて営業をするというイメージは持っていませんでした。ですから、ノウハウとブランド力を持つFCに加盟しようと決めました。当時を今と比べると、まったくの異業種から不動産業へ参入するという人は、まだ少なかったと思います。しかし、司法書士である同業の知り合いが既にハウスドゥに加盟していて、「ハウスドゥはいいよ」と勧めてくれたことが最後の決め手となりました。
1店舗目を立ち上げる際の苦労
1店舗目は、愛知県の津島市で「ハウスドゥ 津島」としてオープンしました。津島市は、決して土地の価格が高いエリアではなく、私自身も行ったことがない馴染みのないエリアでした。しかし、ハウスドゥ本部から良いエリアだと勧められて決めました。とにかく不動産業をやったことがなかったので、まずは人を採用することにして、店長とエージェント2名、サポート1名の計4名でスタートしました。中には、10年以上の不動産経験を持つベテランも採用しましたが、あまり思わしくない結果となりました。その後も経験者を採用しましたが、結局はなかなかうまくいかなくて、ハウスドゥの『SV派遣フォローパック』を導入することにしました。これは、ロイヤリティとは別料金になりますが、SV(スーパーバイザー)が月1回店舗に来てくれて、丸1日ほど会社に滞在して社員にノウハウなどの指導をしてくれます。不動産業未経験でも、SVから自走するための方法を教わることができるので、それからは明らかに社内の状況も変わり、指導から2~3ヶ月でV字回復することができました。
多店舗展開 ~目的~
ハウスドゥに加盟したときから、1店舗だけではなく、多くの店舗を展開するつもりでした。そうでなければ、わざわざ新しい事業をやる必要はないと思っていました。不動産業がなくなることはないと思っていますし、今後も成長し続けられる事業だと思います。特に不動産仲介は、人が住める場所が必要である以上、形は変われどなくならない仕事だと思っています。また、多店舗を展開しなければ、良い人材は来ないと思います。良い人材を採用できても、成長が見えない会社だと思えば、そこで働く意味がなくなってしまいます。多店舗展開は、良い人材が集めやすくなるというメリットもあると思います。実際に、1店舗だけだった時代と比べても、今の方が確実に採用はしやすくなっているからです。成長しない会社に残る人は、成長しなくてもいいと考える人です。良い人材に長く働いてもらうためには、会社も成長させていかなければいけないと考えています。
多店舗展開 ~エリア選定~
エリアの選定に関しては、最初の頃は大手企業が手薄な地方エリアを選んでいましたが、最近は都心と郊外の両方でやるようにしています。都心としては、愛知県は名古屋市内に店舗を増やし、岐阜や三重も県庁所在地に出店しています。それができるようになったのも、ハウスドゥのブランドが15年前より浸透しているからです。昔は、大手がひしめく都心では、なかなか勝てませんでした。今では、大手と争ってもそこまで遜色ないとは思っていますので、今後は都市部での出店をメインにと考えています。都市部への出店は、仲介平均単価が高く、人材を集めやすいからです。
多店舗展開 ~それぞれの役割と管理方法~
組織としては、私の下に、何店舗かをまとめるエリアマネージャーがいます。その下に、各店の店長がいて、従業員がいるという形になっています。「異業種からでも、本当に参入できるのか?」と思われるかもしれませんが、オーナーである私は、今でも現場の細かな実務をすべて把握しているわけではありません。それでも、きちんと回っているような状態ですし、もちろん数字を見て判断しなければいけないところはやりますが、ある程度は現場に任せています。実績などの管理は、ハウスドゥの業務システムがあります。案件や顧客の管理は、そのシステムを活用しています。あとは毎月1回、店長を集めて実績を確認していますし、1ヶ月に1回は営業を集めて研修なども行う「会議体」の活用、さらに日報は、毎日基幹システムへ登録していきます。
加盟メリット ~ブランド力~
私が加盟した当時は、古田敦也さんはまだ起用されていませんでした。今ではイメージキャラクターとして定着していますが、最初の頃は、「何故、古田さんなのかな。もっと適した人がいるだろう」と思っていました。でも、今は古田さんでよかったと思っています。古田さんのことは皆さん知っていますし、特に不動産を売る40代からの年齢層には人気があります。誠実そうで安心感があるイメージと、お客さまは「賢そう」というイメージを持っていらっしゃるようです。仲介は、売却物件をいかに集められるかが重要です。そして、その物件の売却依頼は、ブランド力のある会社に集まります。例えば、不動産を購入する買主さまは、物件で決めます。しかし、不動産を売る売主さまは、ブランド力がある会社に自分の物件を任せます。不動産仲介では、媒介を取り、その後に買いのお客さまを付けることができれば、売りと買いの両手で手数料をもらえるチャンスが増えます。売却物件は、知名度の高い不動産会社に流れていくので、やはりブランド力は重要です。大手ではなく、そのエリアの地場でやってきた不動産会社が勝つ場合もありますが、それも昔からそのエリアでやってきたという信用であり、それも一つのブランド力ですよね。不動産を一から始めようと思うと、ブランド力に頼った方が、勝てる確率は高くなりますし、そのブランドが持てることは、加盟するメリットになるかと思います。
加盟メリット ~チェーン同士の繋がり~
異業種から参入してきた私は、不動産会社とのつながりを持っていませんでした。司法書士ですので、不動産会社さんとの仕事上でのお付き合いはありましたが、私はプロではなかったので、不動産の現場の話をされてもわからなかったんですね。しかし、ハウスドゥに加盟して気づいたことは、実際に加盟しているオーナーさまは、同じような人ばかりだということです。だからこそ、加盟店同士で「人材採用はどうしている?」「どうやって経営している?」などの相談ができるんですね。同業者であり、同じ立場ですから話しやすく、社員同士の交流もできて、いろんな情報共有ができるようになりました。
直近の実績
粗利は、2025年で13.5億円でした。買取件数を見てみると、2025年は70件で、徐々に伸びてきているのを感じます。これは、業者さんから買わずに、エンドユーザーさまから買取をした件数であり、これもブランド力の効果だと思っています。ブランド力があれば、売主さまのほうから物件を売りに来てくれますし、業者さんよりもエンドユーザーさまから買った方が、利益率も高いです。そして、不動産を預かる媒介の件数も、今凄く伸びてきています。不動産仲介は、「媒介の件数を制するものが仲介を制する」といわれていて、私もそう思っています。新築ビルダーさんの物件ばかり売っている仲介会社もありますが、大体そのような会社は媒介もブランドも持っていないので、厳しくなってきているというのが現状だと思います。媒介が増えるから、反響も増えて、売上が上がります。そして、売りの反響があるから、買取件数も増えるということです。不動産仲介にとって一番大事なことは、やはり「売りのお客さまをどのように捕まえるか」であり、そのためにブランドは必要だと思います。
人材の考え方
多店舗展開を進めていくにあたり、人材もどんどん増やしています。数年前から、新卒採用も始めました。もちろん中途採用だけでもビジネスは成り立ちますが、新卒採用を始めてから、やはり会社としての成長も加速しはじめたのを感じています。不動産仲介は、営業の人数によって比例していくものです。どうしても労働集約型になりますので、売上を上げるためには、営業の数が必要になります。教育に関しては、ハウスドゥ本部にいろいろな研修があります。オーナー研修もありますし、基礎研修やセールス研修、事務の研修などもあるので、人を採用したら必ず受けさせるようにしています。自社でこのような研修を実施しようと思えば、手間とコストがかかるので、大変ありがたいです。研修と同様に、ハウスドゥではさまざまな営業支援ツールがシステム化されていますので、それらも活用しています。すべてを自分たちでやろうと思えば、コストが莫大にかかります。それを、本部と分業できれば効率的ですし、その分業化によってプレイイングに集中できるようになることも、加盟のメリットであると思います。
ハウスドゥ活用のアドバイス
もしハウスドゥに加盟していなかったら、私は最初の2、3年でやめていたかもしれません。自分で不動産事業を始めても、おそらくうまくいかずにやめていたような気がします。これから加盟される企業さまに伝えるとすれば、まずは「本部の言うことを聞いた方がいい」ということ。本部は、私たちに不利益になるようなことを、わざわざ言わないですよ。毎月加盟金を払っている加盟店に対して、我々のデメリットになるようなアドバイスはしてこないはずです。結果が出ずに退会されるより、成果が出て続けてもらった方が、ハウスドゥにとっても喜ばしいことです。いろんなアドバイスをしてくれますので、それはちゃんと聞いた方がいいと思います。あと、特に独立する方に対して思うことですが、やはり「ブランド力を持つこと」だと思います。ブランド力は「安心感」になります。そういう意味でも、ハウスドゥに加盟したほうがいいと、私は思っています。今後の展望として、私は今52歳ですが、60歳までに50店舗まで増やしたいと思っています。そのためにも、今後もハウスドゥのノウハウとブランド力を活用させていただこうと思っています。(2026年4月)
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※掲載されている内容(撮影情報、会社情報、役職など)は、取材時点のものです。
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