暮らしに関するワンストップサービスを目指して エネルギー業界から挑戦する不動産業&FC活用法とは?
アポロ興産株式会社について
大森さま:弊社は出光の系列会社で、主にガソリンやプロパンガスを扱うエネルギー関連企業です。個人宅へのプロパンガス販売をはじめ、工場などの企業さまに向けた重油の販売などを行っております。業務ごとに部署が分かれており、その中にはリフォーム事業部もあります。私は同部署で個人宅のリフォーム案件を担当しています。お客さまのご家庭でプロパンガスをご利用いただいているご縁から、キッチンやお風呂、トイレなどの水まわり、さらには家の内装工事などのご依頼をいただいており、それらをメインに対応させていただいています。
不動産事業参入の経緯
東山さま:私はもともと出光ブランドのガソリンスタンドを運営する会社に入社し、そこで長らく店長を務めていました。今から約20年前にその会社がアポロ興産に吸収されたことで、私もアポロ興産の社員となりました。ずっとガソリンスタンド一筋でやってきたのですが、一昨年に宅建資格を取得することができたんです。
実は、アポロ興産は宅建業の免許を持っていて、社内には不動産事業の部門があるにもかかわらず、ずっと休眠状態でした。私は以前から不動産に興味を持っていたので、「それなら宅建試験を受けてみよう」と思ったのですが、合格を機に、私たち2人で不動産事業を本格的に動かしたいという話をしていました。その話を弊社の社長が聞きつけてくれ、「それならば」ということで任せてもらえることになったのです。
大森さま:もともとあった不動産部門は、私が担当しているリフォーム事業部の中にありました。同事業部に不動産について詳しいスタッフがいたので免許の登録をしたのですが、その社員が独立のために突然辞めてしまったのです。結局、登録したまま実質動いていない状態だったので、私も何とかしたいと思ってはいたのですが、リフォーム事業が忙しく、そのまま5~6年が経ってしまいました。
ハウスドゥへの加盟を決めた理由
大森さま:ハウスドゥについては、今回のお話が出るまで知りませんでした。知るきっかけになったのは、本部からいただいたDMでした。社長に届いたものを、「こんなものが届いたよ」と渡してくれたのです。ちょうど私たちもFCへの加盟を検討している時期でした。そのDMの記事で、ハウスドゥの加盟店である企業さまが紹介されていたのですが、その企業さまは母体が我々と同じガソリンスタンドを運営する会社でした。プロパンガスの販売も行っており、非常によく似た業態の企業さまだったのです。エネルギー関連の業種から未経験で不動産業に参入し、今はたくさんの店舗を持つまでに成長されていることを、そのDMで知りました。私たちが描いていた不動産事業参入のイメージに似ていたこともあり、社長に「FCに加盟するならハウスドゥだと思います」と伝え、正式に決定しました。やはり、同業の成功前例があることは、決断の理由として大きかったです。
東山さま:我々は様々なFCを調べていました。その中でハウスドゥに魅力を感じたポイントとして、未経験からでも不動産事業に参入できるという研修制度がありました。不動産事業を動かしたいと思っていましたが、私たちには不動産のことが全くわからないわけです。教えてもらわなければ何もできないのに、どうやって不動産業を始めるつもりなのだと思いながら検討していました。そのため、ハウスドゥのFCシステムの説明を受け、素人が未経験からでも始めることができ、さらに成功されている加盟店がたくさんあるという点が最大の決め手になりました。具体的な研修内容は、これから受けるところなのでまだわかりませんが、今からとても楽しみにしています。
人材について
東山さま:ファミリーレストランのチェーン店も運営されているハウスドゥ加盟店のオーナーさまからお話を伺う機会がありました。コロナで大打撃を受け、FC加盟を決断されたとおっしゃっていました。我々のエネルギー関連の事業も、どちらかというと将来的に伸びる業種ではないと思っています。そこで、業績が安定している今こそ、万が一の事態に陥る前に対策を打っておくべきだと考えました。そして、その加盟店さまも不動産未経験者を採用しているという話を聞き、それは非常に驚きました。
大森さま:その加盟店さまが1年目で黒字化されたというお話を伺い、本当に素晴らしいと思いました。経験者を採用するか、未経験者を採用するかと聞かれても、まだ私たちにはどちらが良いのか判断できません。ただ、ハウスドゥが未経験者を採用したほうが良いという方針であれば、それに従おうと考えています。ハウスドゥが自信を持って言ってくれることが、私たちの強みにもなりますよね。
東山さま:実は、弊社には私の他にもう1人、宅建資格を持っている社員がいます。その社員は前職が不動産業で、業界のことをよく知っているようです。しかし、今回はハウスドゥ事業のメンバーに加えていません。それは、ハウスドゥが未経験者の採用を推奨していることを踏まえて、不動産未経験者だけでスタートしようという決断に至ったからです。今後もおそらく未経験者を中心に運営していく方針で、ゆくゆくは新卒採用も行いたいと考えています。
新店舗のイメージ
大森さま:既存の社屋を使う予定なので大幅な変更はできませんが、他の部署と共存しながらうまく運営できればいいなと思っています。
東山さま:今回、本格的に不動産部門を立ち上げることになりますが、他の部署から「私も不動産部門に行きたい」と声が上がるような体制にしていけたらと思っています。店舗は本社を間借りしてスタートしますが、少しでも早く本社を出て独立できる組織にしていきたいです。最初は2人体制で始動し、来年に1人、再来年にもう1人と人員を増やして、5人ほどになったときに別店舗に移転できればとイメージしています。そして、できれば3年後くらいには、他のエリアにも進出したいと考えています。
今後のビジョン
東山さま:以前、ドラマ「地面師たち」を観たのですが、そのときはまさか自分が不動産事業を始めるとは思っていなかったので、作品を観て「怖い業界だな」と感じました。正直、あのような業界イメージを持っている人も、まだたくさんいると思います。三重県の伊賀エリアには、個人で経営されている不動産会社が比較的多く、どんな仕事をしているのか見えていない人も多いかもしれません。そこに、ハウスドゥに加盟した私たちが参入することで、「怖い」「暗い」などのイメージを、ある程度払拭できるのではないかと思っています。
大森さま:加盟したばかりでまだ動き出していないので、具体的なイメージを描けているわけではありませんが、不動産業にしても母体のエネルギー事業にしても、家や暮らしに関するお困りごとがあれば気軽に相談してもらえるような「何でもしてくれる会社」と思っていただけたら嬉しいですね。まだ準備段階ですけれど、オープン時にはどうなっているのか、本当に楽しみです。
東山さま:もちろん、車に関することも聞いていただければ、喜んでお答えします。家も車も高い買い物なので、何でも相談していただきたいです。不動産事業での新たな挑戦になりますので、まずは全力を尽くしたいですし、そうでなければだめでしょう。
また1年後に、ぜひ取材に来てほしいですね。「加盟した頃はこんなことを言っていたな」とか、「あの頃と全然変わってないな」とか、振り返る機会になるはずです。自分がどうなっているのか考えると怖い部分もありますが、そのときに「結果を出せています」と言えるように頑張りたいと思います。
(2025年10月)
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※掲載されている内容(撮影情報、会社情報、役職など)は、取材時点のものです。
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