年間受託件数223件、年間仲介契約件数249件 地域密着型で築きあげた厚い信頼で圧倒的シェア獲得へ
株式会社トワ・ピリエについて
私は20代後半に不動産業界へ入り、北海道室蘭市を拠点に30年以上、売買や賃貸、不動産管理からリフォームまで幅広い業務に携わってきました。会社としては、2026年に20周年という節目を迎えます。これはハウスドゥのフランチャイズ20周年とも重なり、ご縁を感じております。
店舗は「ハウスドゥ 室蘭」をはじめ計5店舗を展開しております。
ハウスドゥへの加盟を決めた背景
当時は売買専門店として積極的にブランド展開を行う企業が少なく、そのなかで「ハウスドゥこそ今後の事業の柱となる」と確信したことが加盟決断の背景にあります。
加盟にあたっては他社との比較はせず、ハウスドゥ1本で決断しました。きっかけは、研修で拝聴した創業者である安藤会長のご講演です。リーマンショック下において、在庫をあえて低価格で売却し、その後収益物件取得へと舵を切った経営判断に深く感銘を受けました。その先見性に強く惹かれたことこそが、加盟を後押しした最大の理由であり、当時の確信は今も変わっておりません。
立ち上げ時は、現専務が店長を務め、異業種出身者を含む全員女性の体制でスタートしました。室蘭エリアは競合が多く、特に男性営業中心の有力企業が強い地域であったため、当初は情報交換も進まず、厳しい船出となりました。
ブランドの認知も十分とは言えず、初年度売上は約7,000万円でした。その後は地域特性の変化を踏まえ、賃貸専門部署を立ち上げるなど柔軟に事業を展開。人口減少や高齢化の進行に伴い、空室対策や相続・資産活用のニーズが高まるなか、売買ブランドの強化と併せて対応力を高めてきました。
加盟から現在に至るまで
先述の通り、加盟当初は業者間の連携に苦労し、反響獲得にも難航する状況が続きました。そこで注力したのが、チラシによる認知拡大です。ハウスドゥ本部の指導のもと、紙媒体での地道な浸透活動を徹底し、継続して取り組んできたことが現在の成果につながっています。ハウスドゥのブランド力が十分とは言えなかった当時において、紙媒体は顧客に直接届く有効な手段でした。一方で現場では「チラシは見られず捨てられてしまうのではないか」といった声もあり、施策への抵抗感も存在しました。
しかし結果的に、その取り組みは確かな成果を生みました。地道な継続が認知を広げ、反響や支持へとつながり、現在では社員自らが主体的に取り組む文化として根付いています。実際に売主さまがチラシを大切に保管してくださっている場面もあり、紙媒体が長く手元に残る有効な接点であることを実感しています。こうした積み重ねこそが、成長の基盤となりました。
ブランド力の飛躍的向上へ
古田敦也氏のイメージキャラクター起用により、ブランド力が非常に強化されました。チラシの訴求力が大きく高まり、信頼感と安心感が一気に浸透したことで、売り反響が増加し、実績の蓄積へとつながる好循環が生まれました。立て看板などの露出強化も相まって認知が広がり、売主さま・買主さま双方からの反響が高まる相乗効果を実感しましたね。実際の現場でも「誠実な印象がある」「古田さんがきっかけで問い合わせた」といった声が寄せられました。
マーケティングにおいて最も重要なのは「継続」です。反響が安定すると販促費を抑えたくなりますが、一度止めると回復までに6か月を要することもあり、安定的な集客には継続が不可欠となります。そのため、販促費はコストではなく投資と捉え、チラシや広告出稿を維持することが重要です。地域フリーペーパーや空き家へのポスティングも有効で、帰省時に家族が気づいて相談へつながるケースや、チラシ持参での来店も多く見られます。
成長をもたらした取り組み
やはり地域に根差した信頼の積み重ねが重要だったと思います。信頼とは実績と安心の両輪で成り立つものであり、地域企業として人との関わりを大切にしてきた姿勢が、その基盤となっています。
特に室蘭エリアは物件単価が比較的低く、空き家の増加や高齢化といった課題も顕在化しています。そうしたなかで弊社は、いわゆるシニア支援の観点から、ご高齢の方の住み替えや転居先の確保まで丁寧にサポートし、地域に寄り添った取り組みを続けてまいりました。そして、分業制と非成果主義を軸としたチーム運営によって、安定した組織体制を構築し、成果を創出しています。
直近では、年間受託件数223件、仲介契約件数249件を達成するに至り、加盟当初と比べても大きな伸長となっています。
ハウスドゥの多彩な強みを活用
ハウスドゥブランドの訴求力とあわせ、本部の充実した教育・研修制度により、人材育成と現場力の底上げが実現しています。弊社としても、福利厚生の充実や働きやすい環境づくりを進め、社員が安心して働ける基盤を整備してきました。こうした取り組みが好循環を生み、信頼が利益へ、さらに組織力の強化へとつながっています。この自然な循環こそが、成長の原動力であると実感しています。
繰り返しになりますが、フランチャイズとしての強みは、やはりブランド力にあります。個人の屋号と比べ、ハウスドゥの看板は売主さま・買主さま双方に強く訴求し、不動産流通からリフォーム、新築、分譲まで幅広い領域で大きな武器となります。加盟店の増加は地域単位での認知向上にも寄与し、さらなる成長を後押ししています。
また、人材採用においては各種ツールの活用が有効です。適性検査により個々の特性を可視化し、適材適所の人員配置と育成が可能となりました。さらに、何度でも受講できる研修や日々のロープレ、動画共有といった取り組みにより、実践的なスキルの定着を図っています。
加えて、ハウスドゥ全国FC大会や各種勉強会、オーナー会などの交流機会も充実しており、加盟店同士の横のつながりが強化されています。こうしたネットワークを通じて案件紹介が生まれるなど、全国規模での連携が事業の広がりを支えています。
2025年に開催されたハウスドゥ全国FC大会では「ハウスドゥ 室蘭」が受託件数で2連覇を獲得。さらに店長が仲介契約件数において個人グランプリ3連覇を達成するなど、現場の取り組みが確かな成果として結実しています。
今後の展望
最優先すべきは人材育成と考えています。多店舗展開において、社員の志願により新たな責任者の就任や異動が生まれており、その成長と意欲に応えるべく、出店を進めていきたいと考えています。人づくりを起点とした展開を、今後も大切にしていきます。
ハウスドゥに加盟したことで、本部の誠実かつ情熱的な支援のもと、安心して事業を推進できる環境が整いました。人口減少下においても空き家の増加など新たな需要は確実に存在しており、不動産業は今後も成長が期待できる分野であると確信しています。(2025年12月)
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※掲載されている内容(撮影情報、会社情報、役職など)は、取材時点のものです。
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