大阪から沖縄へ進出して3店舗を展開 賃貸業から売買を強化して目指す新たなビジョン!
株式会社R-JAPANについて
弊社は、2008年に、私と専務の2人で設立しました。もともと、新築マンションの販売および管理に携わってきた経験を生かし、事業展開をしている不動産会社です。2010年には、大阪・梅田に賃貸ショップを出店し、賃貸事業を開始しました。不動産の枠を超えた価値を創造することを目指し、「世代を超えて受け継がれていく信頼関係を築く」「100年先も成長し続ける企業を目指す」「今、不動産を通じて未来を変える」という企業理念のもと、活動しております。
賃貸業から売買へ、事業強化を決断!
ハウスドゥに加盟したのは2017年です。当時、大阪で行っていた賃貸事業がそろそろ頭打ちではないかと考えていました。仮に大阪府内で多店舗展開をしても、競合が増え、競争もさらに激化し、限界が訪れるのではないかと思っていたのです。賃貸FCへの加盟を検討したこともありましたが、集客面も含め、これから賃貸事業で業績を伸ばしていくことは難しいだろうと感じていました。そこで、不動産売買にも力を入れていこうと決意しました。そのためには、やはりFCを活用するほうが早く成果が出せると考え、ハウスドゥに加盟しました。ハウスドゥを選んだ理由は、FCとしての体制が整っていると思ったからです。
沖縄で新店舗をオープンするまで
ハウスドゥに加盟し、大阪ではなく沖縄への出店を決断した要因は、「沖縄の不動産市場が良い」と聞いたことと、知り合いの経営者がハウスドゥに加盟し、大阪から沖縄へ移転して業績を上げていることが挙げられます。さらに、沖縄の競合が比較的少なかったこと、すでにハウスドゥの知名度が確立されていると感じたことに加え、特に沖縄でもハウスドゥのブランドを活用できることが1番の強みだと思いました。ハウスドゥの直営店が先に沖縄へ進出し、一定の販路を築いていたことも決断の大きな要因となりました。大阪から沖縄への出店するにあたり、当初は多少の苦労もありましたが、本部のフォローのおかげでスムーズにオープンできました。店舗探しについても、事前に予算を組み、計画的に進めていたため、大きな問題はありませんでした。本部の研修を受けたことで、私たちがもともと携わっていた業界では得られなかった知識を学ぶことができました。また、人材育成に関するフォローアップも充実しており、これらが現在の組織づくりに大いに役立っていると感じています。沖縄の人材は現地で採用し、本社からも人員を派遣しました。しかし現在は、現地採用のメンバーだけで運営しており、店長も現地採用者が務めています。採用においては、経験者よりも不動産未経験者を積極的に採用する方針を取ってきました。また、弊社では「SVフォローパック」を導入しており、SV(スーパーバイザー)さんに定期的に店舗へ来ていただくことができました。SVさんの指導やフォローを定期的に受けることができ、それが社員全体に浸透し、現場で大いに役立ったと考えています。
オープン後の状況
オープン後の状況として、最初の2~3年は、これまでの顧客層とは大きく異なっていたため、そこに適応するのに時間がかかったと思います。沖縄で売上を伸ばすためには、沖縄の県民性を理解し、営業側と会社側が認識を一致させることが重要だと感じました。地域の人々の性格や文化に配慮しながら、お客さまとのコミュニケーションづくりに努めていました。沖縄でのハウスドゥの知名度がすでに確立されていたため、ブランド力を活用できる点でも、加盟しておいて本当によかったなと感じています。
今後の課題
今後も注力したい点として、まずは集客面が挙げられます。基本はチラシですが、ポータルサイトやSNSを複合的に活用することで、お客さまと繋がるために試行錯誤を重ねています。もう一つの重要な課題は、人材面です。弊社では毎月社内研修を実施し、各部署で週ごとの会議も行っています。これまで人材育成にあまり時間を割けていませんでしたが、定期的な社内研修に加え、人事コンサルタントと提携し、人事評価制度や昇級制度の見直しに着手しています。社員の定着を促し、成果を出せる教育環境を整えることに注力していきます。弊社は中小企業であるため、人材育成が鍵になると考えていますが、これは終わりのない課題だと捉えています。人事評価に関しては、ここ2年で整えてきましたが、丁寧に浸透させるよう努めてきました。いきなり変えてしまうと、どうしてもハレーションが起きてしまうため、徐々に浸透させながら進めています。その成果が、実際に表れてきています。
不動産業での新たな挑戦!
新たな取り組みとして、17期目に入った昨年6月に、買取部門を設立しました。今期に入ってからは、すでに10軒を買い取っており、順調に推移していると感じています。買取を継続して行う中で、ハウス・リースバックのお問い合わせや案件も多数いただいております。本部にフォローアップしていただけるおかげで、非常に助かっています。また、私たちが手を出しにくいと感じている物件についても、ハウス・リースバックで対応していただけるケースがあり、私たち自身の売買のスケールも拡大していくのではないかと考えています。
今後の展望
大阪の本社では収益物件も扱っていますが、ハウスドゥには収益物件にも携わってもらえるとありがたいと考えています。収益物件に関しては、大手の不動産会社が強い印象がありますが、ハウスドゥのブランドを活用し、実需だけでなく、収益に関するノウハウの提供やフォロー、研修を充実させていただけると非常にありがたいです。ハウスドゥなら実現可能だと感じており、「収益DO」のような仕組みを作ってもらえれば、大手他社にも十分対抗できるのではないかと思っています。
現在、弊社は沖縄で3店舗を展開しています。人材もある程度育ち、定着したことで徐々に力を発揮できるようになってきています。そこで、今後も沖縄でさらなる店舗展開を進めていきたいと考えています。現在進行中の計画もあり、沖縄に限らず他府県への出店を検討しています。また、どのエリアでも実需だけでなく、収益や管理などの精度を高め、街の総合不動産会社として根付いていけるような店舗にしていくことに、今後も挑戦していきたいと考えています。(2024年12月)
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※掲載されている内容(撮影情報、会社情報、役職など)は、取材時点のものです。
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