大手不動産会社出身の名プレイヤーが独立へ 初挑戦の『経営』を支えるフランチャイズの魅力
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不動産業界で経験と実績を積んだ9年
私は新卒で建設会社に入社し、2年半ほど建売住宅の建築現場で施工管理を担当していました。その後、大手不動産会社の仲介事業部に転職し、大阪の枚方営業所に配属。そこから約9年間、不動産仲介業に携わってきました。
前職に入社した最初の1、2年は、非常に苦労しましたね。というのも、宣伝広告費が少ない状態で結果を出す必要があったからです。営業所の所長が担当エリアと宣伝広告費を各社員に振り分けるという仕組みで、新入社員の私に任されたのはほんのわずかでした。実績を積んで会社に貢献しないと、広告費や担当エリアは増えていかない。それを痛感しましたね。ただ、その分最初の達成目標は低かったため、地道に結果を出し続け、徐々に使える費用と担当エリアを獲得していきました。その結果、年間仲介売上5,000万円を達成。大阪府寝屋川市、門真市、守口市の3つのエリアを担当するまでになりました。売上の浮き沈みが激しいため、とにかく契約件数を増やすことを意識しました。新築戸建てや中古物件、土地など種別は問わず、年間でだいたい35~40件の契約を獲得していたと思います。また、お客さまが不動産の売買を即決されるケースは少ないため、最初のアポイントから契約まではどうしても3ヶ月ほどかかります。そのため、3、4ヶ月先の数字の見込みを意識していました。
独立後の課題を打破するため、フランチャイズ加盟へ
実は以前から独立を志しており、3年ほど前から準備を進めていました。我が家には妻と幼い子どもがおり、ゆくゆくは子どもの成長に費用を要するだろうと考え、このタイミングで独立に踏み切りました。
独立後は当然ながら、今までの大手不動産会社の看板が使用できません。長年の経験から、自社ブランドの「村上不動産」では、特に不動産の売却において信用を得にくく不利になる。この特質を理解していたからこそ、独立して早々にフランチャイズ加盟が必要だという結論に至りました。
確立されたブランドイメージを求めて
ハウスドゥへの加盟を決めた理由の一つは、弊社の店舗近くに加盟検討していた他社不動産のフランチャイズ店舗がすでに進出していたからです。フランチャイズ加盟を前提に、先に店舗のテナントを決めており、同じエリアで同じ看板を出すことを避けるため、自ずとハウスドゥに決まりました。
もちろんそれだけではなく、ハウスドゥへ加盟している経営者の知人の口コミも大きな後押しでしたね。その方とは前職の不動産会社時代からご縁があり、フランチャイズ加盟について相談してみると「ハウスドゥなら毎月支払うロイヤリティが変わらないし、規則も厳しすぎなくて良いよ」とお伺いしました。
振り返ってみると、ハウスドゥの方が、他に検討していた不動産フランチャイズよりもお客さまからの評価が良いように感じます。イメージキャラクターに古田氏を起用したイメージ戦略で、チラシ・インターネット・テレビCMを通じて宣伝できる点が良いのではないでしょうか。加えて、ハウスドゥは直営店が全国に点在しており、不動産事業を母体とする企業ならではの説得力があります。安藤代表が登壇するセミナーに参加した際、お話しされていたハウスドゥの『エリア戦略』を聞いて「なるほど」と納得し、とても学びになりました。
さらに、ハウスドゥオリジナルの「DO NETWORK」というツールも、ポータルサイトと連携して物件を登録できるから便利ですよね。前職の大手不動産会社にも、このシステムはなかったです。
初めて経営に挑戦する
これから店舗を運営するにあたり、前職で一緒に働いていた後輩を迎えることにしました。物件の売却は私が、物件の買取はその後輩が担当する予定です。店舗サポートは私の妻が行いますが、不動産業界経験者をもう一人、エージェント枠で採用したいです。前職でのつながりを活かして、リファラル採用の実現も視野に入れています。人材体制が整った後には、未経験者の採用も進めていくでしょう。オーナー研修でも人材採用についての情報を得たため、求人サイトを調べて活用する予定です。これまで経営や管理経験がない私にとって、店舗運営や人材採用・育成はとても難しい仕事だと感じています。そのため、他加盟店のオーナーさまと情報共有できる機会が多い点は、ハウスドゥならではの魅力です。先日、不動産プロ出身者の集まりに参加したら、その和気あいあいとした雰囲気に驚きました。ライバル同士で殺伐としているのかと思いきや、先ほど触れた人材採用や指導方法について教えていただき、とても参考になりました。
ハウスドゥ加盟を踏まえての今後のビジョン
先ほど触れましたが、ハウスドゥにはメディアやSNSを活用し、積極的に広告を出してもらうことで知名度向上を期待しています。また、ハウスドゥツールの使用方法などをSV(スーパーバイザー)から教えてもらうなど、引き続きサポートいただきたいと考えています。
ハウスドゥの看板を借りたら、あとは頑張るだけです。ハウスドゥ効果で売買契約の件数を増やせるよう、人材採用を進めつつ、自ら動いて業績を伸ばしていきたいと思っています。1店舗目で売上を上げ、ゆくゆくは2店舗目、3店舗目と増店を目指していきます。(2025年2月取材)
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※掲載されている内容(撮影情報、会社情報、役職など)は、取材時点のものです。
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