住宅リフォーム事業のベテラン経営者がハウスドゥ加盟を新戦略とした理由とは
新規事業を検討し始めた背景
弊社は2019年に創業し、注文住宅の設計・施工やリフォームを主な事業としています。2020年1月のコロナウイルス流行時に営業を開始し、第6期を迎えました。以前は同業界で別会社を運営していたため、建築・リフォーム業界の経験は30年程度ですね。
新規事業を検討し始めた理由は、リフォームや注文住宅の受注数が減少傾向にあるためです。昨年後期から受注数が芳しくない状況が続いています。その背景には少子化問題のほか、資材をはじめ建物や土地の価格高騰、さらには金利上昇があります。新築住宅のローンが通らず、中古住宅の購入を検討するという話もよく耳にするようになりました。そこで、会社設立の時期から検討していた不動産事業のスタートを決めたのです。
ハウスドゥ一択で検討した理由
不動産事業を始めるにあたり、昨年の終わり頃からリサーチを重ねる中で、ハウスドゥのフランチャイズに出会いました。当初は「街で看板を見かけたことがある会社」という程度の認識しかありませんでした。Webで店舗数やエリア展開を調べ、公式ホームページや各業種のフランチャイズ紹介サイトで改めてハウスドゥの特徴を確認し、資料請求へ至りました。不動産事業に関しては素人ですが、調べた中でハウスドゥが弊社に最も適していると判断しました。
初期費用や固定ロイヤリティ制度については、それほど重視していませんでした。それよりも重要視したのが「早期に利益化しやすいかどうか」です。その点で、ブランド力が強く集客が見込めるハウスドゥに可能性を感じたのです。弊社が進出を考えていた八千代エリアには他社の不動産フランチャイズ店舗が多いこともあり、知名度が高いハウスドゥなら競争力を発揮できる点も魅力でした。また、ハウスドゥの営業担当の方からいただいたエリア市場調査結果の資料を見て、弊社のリフォーム事業と同じく不動産事業でも見込みがあるエリアだと再認識し、自身とハウスドゥの理解が合致していることも後押しとなりました。
既存のリフォーム事業×不動産事業で得られるシナジー
不動産売買の仲介と本業のリフォームを掛け合わせていきたいと考えています。現在は中古物件の購入とその後のリノベーションに対するニーズが高まっています。物件の仲介を行いながらリフォームも提案することで、売上の相乗効果を狙っていきます。住宅ローンとリフォームローンを一本化できることもアピールポイントになるでしょう。さらに、土地や物件の購入後はリフォーム提案のチャンスも広がります。より早い段階でお客様にアプローチし、既存事業の成長につなげたいですね。
店舗オープンに向けて
今回の店舗オープンにあたり、宅建士を1名採用しました。不動産売買仲介のスペシャリストではなく、注文住宅など異職種の経験者をあえて選びました。業界に染まりきっていない方であれば、ハウスドゥや弊社のやり方に適応しやすいと考えたためです。弊社社員も宅建試験に向けて、現在勉強中です。店舗はエージェント(営業)4名・サポート(事務)1名でスタートし、今後、エージェントの人数も増やしていく予定です。不動産に興味がある未経験者を、積極的に採用し、第2、第3の店舗もオープンも視野に入れています。
現在はSV(スーパーバイザー)のアドバイスを素直に受け入れながら準備を進めています。オープン後に慌てることのないよう、今のうちにしっかり準備して早期に利益が出る体制を目指したいですね。
事業拡大に向けての意気込み
増店に加えて、売買仲介以外の分野でも不動産事業の拡大を見据えています。例えば、購入した2棟の団地をフルリノベーションして再販した事例がありました。弊社が展開予定のエリア近隣にはマンションや団地などが多く、中古物件の買取再販にも可能性があるでしょう。ただし、不動産業界に関しては一からのスタートです。まずはDO NETWORKなどハウスドゥのツールを活用して基礎を作り、業界の常識やスケジュール感をきちんと理解してから取り組みたいと思っています。(2024年9月)
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※掲載されている内容(撮影情報、会社情報、役職など)は、取材時点のものです。
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