「建築」+「介護」に不動産業をプラスして描くビジネスモデル! 実現させるために必要だと感じたFC加盟の魅力&メリットとは?
株式会社8cについて
弊社は、2018年9月に姫路市飾磨で設立した会社で、建築事業と訪問介護事業所を展開しています。私自身が、20歳の頃から内装業を中心とした建築業界に携わってきており、約10年ほど個人事業主としてやってきた中で、一度法人化するか廃業するかという選択肢を考えたことがありました。その当時は、私自身が建築業界での経験しかなかったこともあり、廃業を選択しました。そして、その後は医療や介護に携われたらと、全く未経験である医療業界に入りました。最初は医療業界の中でも、医療の施設管理に関する仕事をするつもりでした。しかし、それだけではなかなか仕事が成り立ちませんでした。そんなとき、ある会社から「会計や財務の仕事をしてくれないか」というお話をいただき、医療や介護の経営に関わるようになっていきました。それから約5年経った頃、ある大きなプロジェクトが完了したタイミングで退職を決意し、もう一度自分でやりたいという思いから株式会社8cを立ち上げ、建築事業と介護事業の両方を行う会社としてスタートしました。私が医療関係の会社を辞めた後に、そこで働いていたメンバーも退職しており、それならばまたみんなで一緒に何かできないかという思いも、会社設立のきっかけになりました。
不動産業参入を決めた理由
介護事業は、なかなか採算を取るのが厳しい業種で、立ち上げ当時は建築事業の収益で介護事業をサポートする形でスタートしました。最初に事業計画を立て、いずれ事務所を建てていく予定でスタートしましたが、その途中で新型コロナウイルスやウクライナ戦争の影響を受けました。そのときに「何が起こるかわからない世の中になったな」と感じて、1つの業種に絞っていてはリスクが高く、1つの部署がダメでも他の部署でサポートができるような多角的な体制をつくらなければと思うようになりました。ただ、これまでの業務に全く関係のない業種をするのではなく、どこかが繋がっているような業種でやっていきたいという思いがありました。私は建築業の中でも内装からスタートしたのですが、今は建築やリフォームもできるようになりました。その中で、新築の元請をしたいと思ったときに、どうしても土地が絡んでくるので、土地の情報が入ってこなければ難しいと感じていました。そこをもっとスムーズにできるようになるために、不動産と連携しながらやっていきたいという思いがあり、不動産業にはもともと興味を持っておりました。ちょうど、他の事業をと考えたタイミングで、ハウスドゥから「不動産業に興味はないですか?」というようなお手紙をいただき、そこから真剣に不動産業への参入を検討するようになりました。
ハウスドゥへの加盟を決めた理由
実際にハウスドゥと話をさせていただいた際、ハウスドゥの仕組化されたマニュアルに興味を持ちました。私も建築業界でやってきたので、不動産業は全く関わりのない業種ではなく、知識がないわけではありません。ですが、専門的な部分の立ち上げや教育に関しては全く知識がなかったので、ハウスドゥに加盟すればそういう部分で助かるだろうと加盟を決めました。あと、私は野球少年だったので、やはりイメージキャラクターである古田敦也さんの存在も大きかったです。結果的に、最初に話を聞いたのがハウスドゥで、その後は他社のFCとの比較検討もせず、ハウスドゥ一択で選びました。実を言うと、不動産業に興味を持ち始めた当初は、FCに加盟しようとは思っていませんでした。でも、タイミング的に考えて、今自社で不動産会社を立ち上げても結局はできなかったと思います。自社で立ち上げるとなると、まずは私が不動産の知識を身につけるところからスタートしなければいけません。それでは、どうしても時間がかかってしまいます。弊社では、建築の他にも介護事業と、グループ企業として介護タクシーの事業も行っています。さらにリフォーム事業もしていますので、できれば私が直接的に動くのではなくて、不動産業はそれを主として動ける人間に任せていきたいと思いました。そのためには、FCのノウハウやツールはもちろん、ハウスドゥの知名度と信用力も必要だと考えました。
建築の経験から共感できたこと
ハウスドゥが開催するセミナーで、安藤代表のお話を聞いたことも加盟のきっかけになりました。
「考え方」というとおこがましいかもしれませんが、安藤代表の言葉が自然に自分の中に入ってくる印象を受けたのです。どう表現すればいいのかわかりませんが、凄く感動するわけではなく、否定するわけでもなく、自然に入ってきたといいますか…。私がお話を聞いた限りでは、「私の考え方は安藤代表の考え方に近いから自分もやっていけるな」と確信しました。その考え方とは、売買仲介で経費を賄い、買取再販で利益を出すというもの。安藤代表のお話を聞く前から、私自身の中にもそのイメージを持っていました。訪問介護事業所を運営する中で、高齢者の方のご自宅を訪問することがあります。その利用者さまが亡くなられる、あるいは施設に入ることになった際、住んでいた家が空き家になるのです。私がやろうとしているのは、そのように空き家が発生したときに、その不動産を自社に取り込み、リフォームをして再販するという流れをつくること。そのための不動産部門であり、リフォーム部門であるというスタイルでやっていきたいと考えていました。その考え方があったので、安藤代表のお考えに共感できたことも大きかったと思います。
オープン準備での苦労は?
「ハウスドゥ 中地南」は、2024年8月にオープンしました。実は、オープンまでがとても順調で、今のところ苦労は感じていません。例えば、立上げの際に苦労することとして、立地探しや人材採用の問題があります。弊社がしている建築業や介護事業でも、人材採用は1番難しいところです。しかし、それは以前からわかっていることですし、今は法人化して6期目になりますが、会社を立ち上げたときから人材採用に関して計画を立ててきました。そのために、働きやすい環境でおしゃれな事務所をイメージしながら自社で事務所を建築してきました。そもそも人材採用は難しいという思いでやってきた中で、不動産業の人材として「ハウスドゥの新規オープンスタッフ」での募集を行いましたが、1週間で12名の応募があり、求人もすぐに止めたくらい最初から反響が凄かったです。これをしたから上手くいったという成功事例があるわけではありませんが、これまで建築や介護でここまで応募が来ることはまずなかったので、私は純粋に不動産業が人気なのではないかと考えています。
本業と絡めてシナジー効果を
私は不動産業の前に建築業界でやってきました。建築業は、どうしても働いている人のイメージが悪いと感じています。これからの建築業界では品格が大事になってくると思いますし、そのために歩き方や言葉遣いにも気を配る必要があると考えています。そのときに、不動産業界でやってきた営業の方を見ていると、すごく言葉遣いも丁寧だし、さすが営業の世界でやってきただけあるなと感じることがあります。それを社内に取り込んでいくことで、会社全体の質が上がっていけばいいなと思っています。また、介護事業とのシナジー効果にも期待しています。今後は空き家となる家を買い取り、リフォームして販売する買取再販も考えています。ハウスドゥのSV(スーパーバイザー)さんからは、「まだ地域の相場を理解していない段階ですぐに手を出すのは危険」と言われていますが、建築でやってきた実績や、訪問介護員として利用者ご本人との信頼関係も築いてきた経験があるため、ご家族の方との信頼も生まれ、ご自宅を任せていただきやすくなると思います。そのため、なるべく早いタイミングで手掛けられるように取り組んでいきたいとは思っています。
今後の展望
私自身、ハウスドゥに対して良いイメージを持っており、きっと他の周りの方も良いイメージを持ってくれていると思います。このイメージとブランド力がハウスドゥの大きなメリットだと思います。また、本部にはもっと加盟店が増えて知名度が上がるように取り組んでいただければと期待しています。
私の目標は、地域1番店を目指すことです。その先は多店舗展開していきたいという思いがあります。ただ、まだ自分の中で多店舗展開をするメリットが見えていないのも事実なので、そこが見えてきた段階で拡げていけたらと考えています。そのために、まずはオープンからスタートダッシュをきることが大切です。最初は、もちろんハウスドゥのマニュアルに沿って動くつもりですし、しっかり計画を立てて取り組んでいきたいと思います。(2024年7月)
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