買取FC店舗数No.1の加盟店が、不動産事業に参入 FCのメリットを知る成功者がハウスドゥを選んだ理由は?
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株式会社アンビションとは?
弊社は2020年に創業し、現在ブランド買取の「おたからや」を29店舗展開する企業です。私の実家は中古車販売店を経営しており、私はその営業として約6年間勤めていました。その間、保険会社に研修生として3年間勤務し、その後3年間は車と保険の営業を経験しました。保険の研修生期間中は、月に2回の判定があり、目標を達成できなければ契約終了という厳しい環境でしたが、無事契約を更新し続けることができました。当時は営業力が特別優れていたわけではなく、若さゆえに右も左もわからない中で、年上の方々から軽視されることも多くありました。しかし、反骨精神を持ち、ただひたすら頑張ることで乗り越えてきたと感じています。そして営業に従事する中で「自分で何かを始めたい」という気持ちが強く出てきたことが創業のきっかけでした。これまで培ってきた営業スキルを活かし、開業資金を抑えられる事業を模索した結果、買取専門店という選択肢にたどり着きました。これが「おたからや」を開業するに至った経緯です。
多店舗展開を進める狙いとは?
「おたからや」は2023年頃から多店舗展開を積極的に進めてきました。同年7月の6店舗体制から約1年半で23店舗を新たにオープンし、現在は29店舗を展開するまでに至りました。この急速な拡大の背景には、業界での競争激化があります。自社の店舗を増やし、ランニングコストを1店舗あたりで抑える必要があると強く感じていました。この戦略を実現するために採用したのが「ドミナント戦略」です。複数店舗で広告宣伝費を共有することにより、1店舗あたりのコスト削減が可能です。さらに、店舗数増加によりブランド力の向上にもつながります。この拡大により、社員たちも会社の成長を身近に感じるようになり、事業拡大をともに目指すビジョンを共有する基盤を作ることにもつながりました。さらなる成長を見据え、北陸以外への展開も必要という判断から、東海エリアをはじめ、九州や四国などの新たな地域への出店を積極的に進めています。特に、商業施設への出店が増加しました。商業施設内での出店は、既存テナントとの競争や家賃交渉など、さまざまな壁がありますが、デベロッパーさんから情報をいただきながら複数の施設との契約が実現しました。今後は2025年3月までに15店舗程度を新設し、合計40店舗以上の展開を目指しています。現在は買取事業で競合が増えても、全く大丈夫だと捉えております。売上100億円の大台を目標に掲げ、今後も積極的に成長を加速させていく方針です。
ハウスドゥを選んだきっかけ
ハウスドゥに加盟した理由は、不動産事業に対する関心と、もう1本の収益の柱を確立したいという思いからです。「おたからや」の事業も安定し、いよいよ不動産業に進出しようと考えました。買取事業では、遺品整理や引っ越しの際の片づけといった依頼もあり、その過程で不動産情報を得られるという部分で相性の良さがあります。実際に「おたからや」の加盟店の中には不動産事業をされているところもあります。そして「おたからや」でも感じていましたが、ブランド力と早期の立ち上げとノウハウの獲得にはフランチャイズは非常に効果的です。不動産業においても、信頼されるブランドが集客力を大きく左右すると考えています。たとえば、自分の大切な時計を売る際、無名の個人店を選ぶ人は少ないでしょう。それと同様に、不動産取引においてもブランドの信頼性は非常に重要です。
ハウスドゥを選んだ理由の1つは、その圧倒的なブランド力です。全国に700店舗超を展開する信頼性の高さが決め手となりました。競争が激化する不動産業界において、集客力を強化するためには、こうしたブランド力が大きな武器となると考えています。加盟にあたり、他のフランチャイズと比較検討はすることなく、ハウスドゥ一択でした。特に印象的だったのは、安藤代表のセミナーで語られた、「業界を変える」という壮大なビジョンや「アジアで5万店舗」という野望に強く共感しました。加盟を通じてそのビジョンの実現に貢献したいと考えました。
また、買取事業において、目標にしていた35歳までに売上50億円を前倒しで達成しましたが、その成功も今回の決断を後押ししました。買取事業に不安はないにしても、会社の経営基盤を強化するためにも、多角的な事業展開が不可欠です。現在約100名の社員を抱える中、複数の収益の柱を用意し、安定した経営を目指すことが重要だと考えています。
既存事業とのシナジーの期待は?
当社では、お客さまの財産をトータルで現金化サポートできる体制を目指しています。買取事業では、さまざまな理由から品物を持ち込まれる方が多く、必ずしもポジティブな理由ばかりではありません。経営不振で高価な時計を手放される経営者の方もいらっしゃいます。不動産についても同様で、離婚や住宅ローンの支払い困難など、不動産を手放す必要がある方もいらっしゃるでしょう。こうした状況に直面されている方々に寄り添い、物品と不動産の現金化を一本化したワンストップサービスを提供することで、より多くの方のお力になりたいと考えています。
加盟して実感したメリットとハウスドゥへの期待
現在はオープン前のため、具体的な成果や数字についてはまだわかりませんが、未経験者でも安心して始められる研修制度には大変助けられています。不動産業の経験が全くない私でも、研修を通じて業務のイメージが具体的に湧くようになりました。ハウスドゥの支援を受ければ、異業種からの参入でも進められそうだと実感しています。今後、オープン後の運営が本番となりますので、SV(スーパーバイザー)の方と相談しながら進めていきたいと思います。
ハウスドゥへの期待としては、やはりブランド力のさらなる向上です。ブランド力が上がることで集客力が強化され、成功への道が広がると考えています。また、ハウスドゥの全国FC大会や加盟店同士の交流会など、成功事例を共有できる機会が豊富にあるのも大きな魅力に感じています。
人材採用について
採用についても、ハウスドゥのアドバイスを信じて進めています。当初は経験者を採用した方が効率的ではないかと考えましたが、SV の方からは「経験者を採用するよりも未経験者を育てる方が良い」とのアドバイスをいただきました。そのため、未経験者で真面目で愛想の良い人材を採用する方針を取ることにしました。「おたからや」でも本社やSV のアドバイスを信じて事業を成功させた実績がありますので、今回もその指針を信じて進めていきます。
今後の展望
今後は多店舗展開をさらに推進していきたいと考えています。まずはオープン準備中の2 店舗をしっかりと軌道に乗せることが第一目標です。その後、3 店舗目、4 店舗目、5店舗目と順次拡大していくビジョンを描いており、この目標は社員にも共有しています。「おたからや」では全国No.1を達成しましたが、不動産事業でも同様の成功を目指していきます。弊社は3月で5期目を迎え、来年度が勝負の1年になると考えています。買取事業においてさらなる店舗展開を進める一方、新規参入した不動産事業をどこまで成長させられるかが、会社経営を安定化させる鍵となります。売上目標200 億円という目標を掲げ、不動産事業では来年度中の黒字化を目指しています。(2024 年11 月)
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※掲載されている内容(撮影情報、会社情報、役職など)は、取材時点のものです。
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