不動産業界30年の経験が選んだ、ハウスドゥの真価 軌道に乗せた秘訣はノウハウの徹底活用
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内島不動産株式会社とは
令和元年9月、当初は個人事業主として開業しました。それまでは約30年間、不動産会社や建築会社、そして開発デベロッパーにて勤務をしていました。企業理念である「道徳に反することはしない」と、経営ビジョンである「汗をかき、汗の中から知恵を出す」という考え方は、毎朝の朝礼で社員と共有しています。独立のきっかけは、前職の代表が高齢ということもあり、会社の将来に不安を感じたことです。そして、私自身も40代後半に差し掛かったこともあり、今のうちに自らの事業を立ち上げる必要性を強く感じ、開業を決意しました。開業当初は、前職の会社から物件販売を専属で任せてもらっていましたが、ある時期にそれが今後難しくなったと言われ、先行きが不透明に感じました。そこでFC加盟を検討し、自力での事業展開を模索しました。
ハウスドゥを選んだ理由
模索をする中で、個人の看板では集客に限界を感じたことが大きいです。そして、数多くのFCがある中でハウスドゥを選んだのは、まず近隣に店舗が無かったことと、安藤代表の「不動産業界を変えたい」という理念に共感したからです。営業時代は特に不動産業界の悪習に悩まされ続けていたため、その理念に希望を見出して視界が開けた感じです。さらに、イメージキャラクターの古田敦也さんを活用したチラシや、業務効率化につながる「DO NETWORK」といったツールも魅力に感じました。
オープン当初の状況
加盟当初は、正直なところ多くの苦労がありました。振り返ってみると「ハウスドゥに加盟すればうまくいくだろう」と考えていたことが一因だったと感じています。九州の加盟店オーナーの集まりに行ったときに、鹿児島の他の加盟店の社長さまから「加盟しただけで売上が上がると思っているのでは?」とも言われましたね。経験者である私にとって、ハウスドゥの仕組みに馴染むまでに時間がかかったと思います。経験者はどうしても従来のやり方や勘に頼って、楽に成果を上げようとすることがあります。ハウスドゥのマニュアル通りに進めることもできていませんでした。研修を受講したり、SVさんのアドバイスももらっていましたが、行動するのに時間がかかっていました。社員も3名に増やしましたが、従来の不動産業のやり方が染みついていたため、ハウスドゥのやり方を社員にうまく伝えられず、旧来の方法が続いてしまっていたのです。結局、自分の考え方を切り替えるのが難しかったことが最大の”苦労”でした。
転機となったのは、ハウスドゥの全国FC大会や成功事例共有会に参加し、他の加盟店さまの事例を学んだことです。多くの方が特別なことをするのではなく、ハウスドゥの指示通りに実行して成功していると気づきました。
そこで、研修ツール「スタドゥ」を活用し、社員全員で研修動画を視聴するようにしました。動画を見続ける中で、社員も「これが大事なんだ」と気づき、そこから業務がうまく回り始めました。それまでのやり方は、問い合わせを受けて一度で契約を取ることを重視していましたが、常に最新の情報を提供することの重要性を理解してから、契約数が増加しました。結局、ハウスドゥの基本をしっかり実行することが成功への近道だと実感し、それを取り入れてから大きく変わりました。
集客方法の改善
集客ではハウスドゥが推奨しているポスティングチラシを活用しています。以前、安藤代表が九州の加盟店さまを集めてノウハウ等を伝授する安藤塾に参加しましたが、その日に物件の価格改定があったので、ポスティングをしてから向かうことになりました。すると、夕方には私が配ったチラシから反響があって、買い付けまでもらったという報告を社員から受けたことがあります。まさしく安藤塾でもポスティングチラシの有効性をお話されていたので、安藤代表に成果があったことをお伝えすることができました。ポスティングにはパート社員を積極的に活用しています。古田敦也さんがプリントされたチラシを用いた集客に注力しています。実際に反響もあり、売り依頼も定期的にありますし、買い依頼も大体30~40件/月の集客を取れています。
今数字で言うと仲介で500万円/月を目標にしています。実績に多少の上下はありますが、売買の成約も含めて直近だと1,000万円超/月の実績をあげたこともあります。オープン当初と比べると10倍の成果です。
現在の店舗状況
社員としては営業が2名とサポートが1名です。営業が買い担当をし、私と妻が売り担当ということで役割を分けています。店長は経験者ですが、新卒で入ってきた社員も順調に成果をあげており、それはやはりハウスドゥのやり方をひたすら実行した結果だと思います。会社が集客したお客さまに対して、根気よく情報提供を続けてきたことが功を奏しています。
ハウスドゥの強みは
スケールメリットが強みだと思います。たとえば、大阪にお住まいの地主さまが、ご自宅にハウスドゥのチラシが入っていたことで、こちらに問い合わせをされてきた事例がありました。全国に700店舗を展開していることで、このような広範な宣伝力を生み出し、個人では到底できない規模の集客力を感じました。そのスケールメリットを最大限活かすために、個人の「内島不動産」という名前へのこだわりを捨て、ハウスドゥのブランドを前面に押し出した広告戦略に切り替えました。さらに、鹿児島でもテレビCMやラジオCMが流れています。広告費用は分担制ですが、少額の負担で大規模な宣伝が可能です。ロイヤリティも定額で、SVのサポートも充実しており、ブランド力が集客に直結しています。古田敦也さんの広告効果は非常に大きく、1人の優秀な営業を雇うよりも費用対効果が高いと感じています。
今後の展望
まずは社内の仕組みをしっかり整えることが重要だと思っています。そのために、他店舗の成功事例やSVからのフィードバックなどを積極的に活用したいです。この仕組みが整ったら、増店も視野に入れています。当初からの目標として、3年以内に増店したいと思っております。それに伴い人員も増やしていく予定です。採用に関しては素直に行動をする人がいいと思っているので、未経験者を中心に考えています。県内にはまだ出店できる場所が多くあり、可能性を感じています。苦労した時期があったからこそ、ハウスドゥの仕組みやブランド力の有効性を実感しています。今後の店舗展開やブランド強化に期待しており、ネームバリューがさらに大きくなれば、商売もさらに向上するとも思っています。(2024年9月)
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※掲載されている内容(撮影情報、会社情報、役職など)は、取材時点のものです。
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