ハウスドゥ加盟後、認知度・信用力向上で売り依頼が約5倍! そして、長年の夢であった自社ビル建築を実現
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株式会社ニシヒラ住宅について
株式会社ニシヒラ住宅は、2007年に創業しました。母体は、不動産仲介業をメインでやっております。地元不動産会社で営業を13年したのちに、2007年10月に個人事業主として開業し、2016年12月に法人化して「株式会社ニシヒラ住宅」といたしました。ハウスドゥには、2016年1月に加盟、同年8月に「ハウスドゥ松山駅前店」をオープンいたしました。
商圏エリアは愛媛県松山市、人口は約50万世帯、平均仲介単価は約60万円です。競合業者としては、都会の大きな不動産会社は、松山市内にはあまり出てこないので、地元の不動産会社が競合となっています。店舗は、松山駅のすぐそばにあることから店舗名を「松山駅前」にしております。
スタッフは、私とサポートスタッフの2名体制です。私は、地元の不動産会社に13年勤務し、そこでは新築分譲マンションの販売・不動産の仲介業をやっておりました。26歳の時に、昨年お亡くなりになった土屋ホームの土屋公三さんから「人生設計とビジョンの立て方」を勉強させていただき、土屋公三さんの考え方にとても感銘を受けました。人生は一度しかないのだから、今後の人生を楽しく生きたいと思い、「ビジョンをたてよう」「10年後には独立しよう」と決意し、36歳の時に独立しました。
独立後の課題
独立後は、個人事業主として、新築住宅の販売代理店としての仕事や、紹介客に対する仲介業をしておりました。集客の7割が紹介によるもので、それまでの人脈を活かして運営してきましたが、エンドユーザーさまへは「ニシヒラ住宅」があまり認知されておらず、紹介客に対する仲介業がメインでした。不動産会社から独立して開業された方は、きっと誰もが経験することだと思うのですが、独立して自社名を掲げても、認知度が低いので、実際には紹介客や知り合いからしか仕事をもらえません。以前勤めていた会社は、地元の中では歴史のある名の知れた会社だったので、看板の力が絶大でした。事務所にはお客さまから来店いただける会社でした。しかし、独立して開業したらそういったお客さまは一切来ないですし、そういったチャンスがあれば何とか仕事につなげられるのにという思いをずっと持っていました。
FCへの加盟を検討した理由
FCへの加盟を検討するようになった動機は、「看板力が欲しい」と思ったからです。これが、一番の理由でした。認知されて、お客さまから声をかけていただけるようになれば仕事につながるんじゃないかと思っていたので、新しい情報や戦略などを得られる、環境が整っている大手FCへの加盟を検討しておりました。ハウスドゥに加盟することを決めた理由は、全国チェーンであったこと、松山での認知度が高くなってきていたことでした。実は、知り合いの経営者がハウスドゥに加盟していて、ハウスドゥの話を聞く機会がありました。その企業さまは、未経験から不動産業に参入し、成功されている様子を見て、やはりハウスドゥのブランド力は重要だと思い、お世話になることを決めました。また、独立前のことになりますが、ハウスドゥ代表である安藤社長著の「業界を変える!」という本を読ませていただき、とても共感を受けました。それも、加盟を決めた理由の一つです。「ハウスドゥという、凄い会社がある」ということは知っていました。安藤社長の本を読んで改めて強く思ったことは、やはり不動産業界は遅れているということでした。今では、ちょっと考えられないかもしれませんが、他の業界がどんどんネット広告で集客している中で、不動産業界ではまだまだネット広告はあまり使われていない状況だったのです。そして、加盟を決めた最後の決め手は、ハウスドゥの営業担当の熱意でした。私より若い方でしたが、不動産業界に対して熱い想いを持っているのを感じて、「ここまで業界のことを真剣に考えている方がいる会社であれば、間違いないな」、ハウスドゥなら信頼できると思えたのです。
他社FCとの比較検討ですが、資料請求をして電話で少しお話しをさせていただいた会社が1社、もう1社は大阪から愛媛までわざわざ来てお話を聞かせていただいたのですが、ハウスドゥの担当のほうが不動産業のことを理解しているし、実業を行っている企業でもあり、信用できるなと感じました。
オープン後の状況
オープン時は、営業2名とサポートスタッフ1名の3名体制でした。最初は、看板力さえあれば集客できると思っていたので、本部が提供する備品などは、あまり活用していませんでした。元々不動産業をやっていたこともあり、ハウスドゥという看板さえ手に入れば仕事ができると安易に考えていたのです。そのため、最初の2年間は、加盟して良かったと思ったことはほとんどありませんでした。その状況から一転、ターニングポイントが訪れました。実は、広島で開催された安藤社長の講演に、SVに誘っていただいたことです。そのセミナーでは安藤社長から、チラシ集客の重要性を教えていただきました。その当時、売上が上がっていなかったので、広告費を使ってチラシを打つべきか、打たずにそのままいったほうがいいのかという葛藤がありました。しかし、安藤社長の話を聞いて、「ここはもう勝負するしかない、投資回収できるかは分からないけれど広告をうってみよう」と思えました。そして、ハウスドゥのオリジナルチラシを、3か月で10万~15万部配布するチラシ広告計画を立てて取り組んだのです。振り返って考えると、本当にあの時、素直にやってよかったと思いました。当時は、予算を気にしてチラシ広告を打つことに躊躇していましたが、チラシ広告を強化してから2~3ヶ月で、3件の買取ができ、そのうち1件は、7区画ある分譲地の田んぼを買うことができました。集客もできるようになりました。大きい案件が買えるようになった1つのターニングポイントがチラシの活用だったと思います。その後も集客策として、松山市内に、定期的に15万部のチラシを3~4 ヶ月かけて配布いたしました。売却のお話をいただくためには、今はネット広告をはじめ、いろいろな手段があると思うのですが、チラシ広告のすごいところは、やはり「成約率」です。お客さまからお問い合わせをいただいてから、面談ができれば、成約率はかなり高いです。チラシ反響からの成約率は、約80%と言っていますが、最初の頃は100%に近かったんじゃないかと思うほど、ほぼ成約していた印象です。そのくらい、売却の集客に関しては、チラシの効果は絶大だと思いました。
オープン後に感じたブランド効果
特にこの2~3年は、松山でハウスドゥのCM がどんどん流れていることもあって、認知度が高まり、当社の看板を見てご来店いただくお客さまが増え、自社ブランドでやっていた時はなかったような現象が見受けられます。イメージ的には、ハウスドゥだから問い合わせしたという方が増え、実際にチラシを持って来店される方もいます。その中で、お客さまからは、「古田敦也さんがイメージキャラクターなら安心できるよね」というお言葉もいただき、イメージ戦略としては、とても当たっていると思います。認知度と信用力がアップしたことで、売却依頼も約5倍に増加しています。
数年前に、インスペクション 既存住宅の調査 を自社で行いたく、あるコンサルティング会社のセミナーに参加しました。結果的には、その会社のお世話にはなりませんでした。セミナーに参加して学んだことは、いくらやり方を教えてもらっても、結局は、ブランド力と信用力がなければ集客はできないということでした。信用がなければ、お客さまに声を掛けてもらえないのだと、本当に強く思いました。ハウスドゥだから信用していただける、声をかけてもらえる、そして、本部から提供される新しい情報や手法を試していくことが、成功の近道になるんじゃないかなと思いました。
ビジョンを実現!
私は、26歳のときに人生のビジョンを立てていました。「独立して仕事をしていくのであれば、自社ビルを建てたい」という思いを抱き、「45歳までに自社ビルを建築する」というビジョンを持っていました。結果的には、加盟して3年後に実現しました。振り返ってみれば、運が良かったこともありますし、ハウスドゥに加盟していなければ、このビジョンは実現できていなかったと思います。人には言えない苦労もありましたが、達成できたときは「嬉しい」などという単純な感情ではなく、えもいわれぬ気持ちになったことを、今でも覚えています。そして現在も、この自社ビルに誇りを持って仕事をすることができています。自社ビルを建てて変わったことは、私自身のことではなく、周囲の環境だと思っています。一般のお客さまからも、「自社ビルなんですか?」と聞かれることがあります。自社ビルを持てば総資産が上がるので、銀行さんからの信用力も上がりました。あとは、周りの不動産会社からの見方も変わったような気がしていて、私に直接そういった声が届いていたわけではありませんが、ただ感じるものはありました。ハウスドゥに加盟していなかったら、自社ビル建築にかかった諸費用を稼ぐこともできず、このビジョンは実現できていなかったんじゃないかなと思います。
加盟してよかったこと
加盟後に感じたことは、安藤社長もよくおっしゃっていることですが、やはり不動産業は売買仲介がメインであり、基本だということです。仲介事業ができていないのに買取事業をすると、相場感や販売方法に関するいろいろなトラブルに巻き込まれやすいと思います。売買仲介のプロであるハウスドゥのノウハウをしっかり学ぶことによって、買取事業も成功できるのではないかなと思います。
ハウスドゥには、導入研修やオーナー研修があります。私も参加しましたが、不動産の基礎知識を教えていただけるシステムがあるのは、とてもありがたいです。また、ハウスドゥのテレビCMやWebサイトからの反響が直接来ることも多く、これも加盟のメリットだと感じています。イメージキャラクターである古田敦也さんがデザインされているチラシを使えることも、ハウスドゥに加盟して良かったことだと実感しております。そして、ハウスドゥのヒット商品である「ハウス・リースバック」ですが、これは、持ち主(売主)が不動産を売却しても、そのまま住み続けられるというサービスです。これが、非常に集客や媒介のきっかけになっています。中には、ハウス・リースバックを利用しないほうが良いケースもあり、その場合は仲介や買取の提案をさせていただきます。このように集客のきっかけになる商品やサービスがハウスドゥにはございます。当社でも、ハウス・リースバックを利用させていただいています。実際に、家を売却して賃貸で住んでおられた方が、最終的に家を出るので売却することになり、そのお世話もさせていただきました。ハウス・リースバックは、1回の仲介で終わらない商品であり、ご利用いただいたお客さまからも本当に喜ばれています。
ハウスドゥのチェーンメリット
チェーンメリットとして、「オーナー会」があります。これは、全国の加盟店オーナーが集まって研修を受け、その後に会食もあるので、交流を深めることができるイベントです。私のように、愛媛県の松山という田舎で不動産業をしている者にとって、都会で不動産業をしている不動産オーナーと情報交換ができることは、モチベーションの向上にも繋がります。また、商圏としている地域が違うので、皆さんもうざっくばらんにいろいろなことを教えてくださいます。先日、他県にある優良店舗に視察に行かせていただきました。その時に感じたことは、「ハウスドゥの仲間はいいな」ということです。他県というのもあるかもしれませんが、今実際に取り組んでいることやこれからのビジョンについて、真剣に教えていただくことができました。同業者の方に、こんなにいろいろ教えてもらえる機会は、あまりないと思います。このように、オーナー同士の交流があることは、、……(ダウンロードすると続きをお読みいただけます。)
今後の展望
ハウスドゥのブランドと集客ノウハウを活用すれば、売上は向上すると思います。ただ、看板力だけでは難しいです。集客のノウハウについては、他店舗のオーナーや本部からアドバイスを受け、これを素直に実践していくことによって、売上は向上できると思っております。
今後、不動産会社が継続していくには、自社だけで戦うのではなく、……(ダウンロードすると続きをお読みいただけます。)
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※掲載されている内容(撮影情報、会社情報、役職など)は、取材時点のものです。
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