東京23区内で強敵大手に対抗するために ハウスドゥのチェーンメリットを使って、さらなる飛躍を目指す！
東京23区の激戦エリアに出店！
カシコ株式会社は、2017年11月に「ハウスドゥ！住吉店」をオープンしました。元々は、東京都江東区で不動産業を20年以上営んでおり、売買、買取、賃貸、管理、リフォーム、リノベーションなど、不動産に関するあらゆる事業に対応してきた不動産会社です。東京都江東区は、大手の不動産会社が乱立している激戦区です。その中でも大手と勝負できるよう、当社の位置づけを上げていきたいと考え、ハウスドゥに加盟しました。しかし、自分が目指していたところまではまだ行きついていないのが現状です。ただ、ハウスドゥに加盟したことは、間違っていなかったと思っています。ネームバリューのない自社の看板でやっていた時のことを思えば、ハウスドゥに加盟した成果はあると感じています。
ハウスドゥへの加盟を決めた理由
3年前、今のままでは将来的な拡大は難しいと考え、バックボーンにブランド力を持つことで企業としてさらなる成長・発展をしたいと思い、ハウスドゥへの加盟を決めました。ハウスドゥに興味を持ったのは、ハウスドゥが東証一部に上場している企業だという点でした。特に、東京23区は大手不動産会社と地場の不動産会社との格差が大きく、当社もネームバリューを持つ大手企業に勝つことの難しさを痛感していたのです。しかし、ハウスドゥに加盟すれば、東証一部上場企業の名前を使わせてもらうことができます。これは、大きなメリットだと思いました。
今も、決断は正しかったと思っています。わからないことがあれば、本部からその手法を教わったり、アドバイスをいただいたりすることができます。また、査定書や封筒などのツール一つをとっても、トータルブランディングが確立されています。これは、個々の企業では簡単にできないことです。また、上場企業であるハウスドゥの看板はもちろんですが、イメージキャラクターである古田敦也さんの存在も定着してきていると感じています。特に、不動産を売りたいお客様からは、「古田さんのCMをやっていましたね」と声をかけていただくこともあり、古田さんの存在やその影響力は大きいと思っています。
不動産業は「信用力」が重要
不動産業は、お客様あっての業界です。信頼関係で成り立つ仕事なので、まずは認知されていけなければ大手と同じ土俵にもあがれません。そんな状況を何度も経験してきたので、信用力の重要性は身に染みて感じていました。そのため、ハウスドゥに加盟したことで、以前よりもはるかに仕事もしやすくなったと感じています。しかし、お客様はまだまだ大手思考が強く、今もネームバリューの大切さを実感し続けているところです。江東区にも、昔から地場でやってきた不動産会社がたくさんあります。その多くが、今後は信用力やブランド力がなければ生き残っていけないだろうと思っているはずです。どんなに歴史のある不動産会社でも、歴史だけでは将来の成長は難しいですし、信用力やブランド力がある会社との格差はさらに広がっていくだろうという危機感を持っていると思います。
20年以上、このエリアで不動産業を続けてきましたが、最近は不動産を購入する年代が若くなってきています。さらに、以前から取引のあった地主さんも、2代目、3代目と代替わりをして若くなっています。以前は、昔からずっと付き合いのある不動産会社と取引をする地主さんが多かったのですが、今はそのような慣例は少なくなってきています。若い人達は、ネームバリューのある不動産会社、信用力のある不動産会社と取引をするケースが増えているのです。そのようなお客様のニーズの変化の中で不動産会社が勝ち残るためには、いかに地域密着でお客様に寄り添いながらやっていけるかがポイントになると思います。
大手に負けない自社の強みで差別化
競合がひしめくエリアでは、他社との差別化が重要です。特に加盟当時は、それをキーワードとして考えてきましたが、やはり不動産業はお客様の立場に立って考えることが基本なのだと、今改めて感じています。お客様のための対応を実現するためにも、まずは入口が必要で、そのためにもブランド力は重要です。ブランド力と基本の両方が合わさった時に、初めて威力を発揮するものだと思っています。入口部分を改善していくことも課題ですが、今はとにかく、大手不動産会社のような流れ作用のような対応ではなく、普段からお客様のための対応を心掛けるようにしています。お客様に寄り添った対応ができることが、自社の強みであると思っているからです。そのため、今はFC本部にご指導いただきながら、ハウスドゥのノウハウやサービスをしっかり提供できているかを見直しているところです。実際に見直してみると、初歩的なことができていなかったと気づく部分もあり、それが今後の改善点だと思っています。初心に戻って基本に忠実に業務を行い、それができたら、今度はいろいろなアイデアや手法を考えていきたいと思っています。
将来のビジョンについて
東京23区内は、不動産激戦区です。しかし、私が考える今後のビジョンは、また東京23区内で店舗数を増やしていきたいと考えています。今、新型コロナウイルスの影響もあるので、総合的に考えないといけないことは承知しています。しかし、今だからこそ拡大していく、という思いは、強く持っています。今後、いいエリアがあれば、積極的に検討していきたいです。そして、東京23区内で大手に勝つためには、当社のみならず、加盟店同士で協力できるような体制が築き、地域をチェーンで押さえていけるような取り組みが実現することも期待しています。加盟店同士がもっと連携することが、今後はキーポイントになると思っていますし、ハウスドゥはそれができるチェーンだと思っています。ハウスドゥのビジネスモデルはどんなエリアでも上手く活用できることを証明し、チェーンを盛り上げていけたらいいですね。そのためには、初心に戻って基本に忠実な業務を継続し、着実に結果を出していきたいと思っています。(2021年1月)
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